note
Vol.5 ただの考えごと
マインドフルネスで3番めにやることは、浮かんできた考え事を「ただの思考」にすること
浮かんできた考え事に、どれにも同じ「思考」というラベルを貼って、呼吸に注意を戻すことで手離していきます。
人生の大きな悩みごとも、今日の晩ごはんのメニューも、どっちも同じ。
それらに大きい小さいはなく、実体もありません。
そうはいっても、自分にとって大ごとに感じることは、何だか特別にしたがるのが私たち。
マインドフルネスは、そういった私たちの心のクセを減らしていくための練習です。
Vol.4 呼吸に注意を払う
マインドフルネスで2番めにやることは、呼吸に注意を払うこと
マインドフルネスは
その時その時の自分の心の動き、考えていること、体がやっていること、まわりを含め、今何がどうなっているのかをちゃんと自覚できる力を身につける練習です。
24時間365日やっている身近な動作である呼吸すら忘れるのが私たち。
心の散漫さを防ぐためにも
まずは呼吸に注意を払うところから始めていきます。
Vol.3 座につく
マインドフルネスで1番最初にやることは、席に座ること
しっかり腰を落ち着けて、座につく。
これがめちゃくちゃ大事です。
なぜなら、ボーッとしているとき
ソワソワ・イライラなんであろうと落ち着きがないとき
楽しくてテンションが上がっているとき
いぜれにせよ、心が今にいない時は、地に足がついていません。
「腰をすえる」という日本語がある通り
まずは腰を落ち着けるところから...
マインドフルネスの基本です。
Vol.2 「寝ちゃった...」
マインドフルネスの練習中に寝るのはよくあること
本当に体が疲れている時はもちろん
頭の中が忙しいほど、座ると眠くなります。
何か考え事をしていることに気がついて、呼吸に戻る
寝ていたことに気がついて(目が覚めて)、呼吸に戻る
どっちも同じことをしているので
たとえ練習中に眠たくなっても
それはそれで練習になっていたりします。
大切なのは、寝た自分を責めないこと
寝た自分を責めるということは
自分に厳しい態度の表れだったり、
自分に対して、何かもっと良い状態を求めている証拠
これでは、せっかくの練習が違う方向に進んでしまいます。
Vol.1 今にいること
自分の好きな食べ物について思うとき
過去に食べたことを思い出したり
これから食べることを想像したり
いろいろできるけれど
やっぱり、まさに食べる瞬間にはかなわないと思うのです。
そして、この「今」という一瞬一瞬が
過去の記憶になったり
これからの未来の経験につながると思うと
この「今」という一瞬一瞬を
ちゃんと感じたり、経験したりして過ごしたいところ。
マインドフルネスの練習は
まさに「今」にいる力をつける練習です。